お菓子教室〜マキコフーズ・ステュディオ・本科〜
4月のレッスン・メニューは、
『ガトーブルトン』
『リヨン風マロンクリーム入りクレープ』
『日向夏の皮の砂糖煮』
でした。
『ガトーブルトン』は、フランス ブルターニュ地方の郷土菓子。
「ブルトンヌ」はブルターニュ風のという意味です。
ブルターニュと言えばお塩。「ゲランドの塩」などが有名です。
ということで、このお菓子、お塩がたくさん入ります。
でも、しょっぱいお菓子ではありません。
本来は、お菓子にしてはめずらしく有塩バターで作るそうなのですが、
すご〜い量のバターを使うので、それではさすがに塩が多すぎてしまう。
ということで、
先生のレシピは、無塩バターに塩をいれて塩味を調整したレシピです。
バターがとにかくたっぷりと、
そして、アーモンドパウダーが入ったとってもリッチな生地。
それをセルクルにしぼり、
中に、
プラムのコンポートをピュレにしたものを詰めて焼き上げます。
こちらが試食。
とにかく、さくさく、ほろほろの生地と、
赤ワインとスパイスがきいたプラムの風味と酸味が、とてもとても贅沢なお菓子です。
『リヨン風マロンクリーム入りクレープ』
クレープ生地の作り方、正しい生地の状態、焼き方を教わりました。
↑こんな風にちりめん状にこんがりしているのが、うまく焼けたサイン。
マロンペーストが入ったクレームパティシエールをクレープで巻き、
耐熱皿に並べ、バターと粉砂糖をのせてオーブンで焼きます。
マロン風味と、チョコレート風味の2種類のアングレーズソースを添えていただきます。
ラム酒のきいた、濃厚で香り高い大人のクレープです。
そして、『日向夏の皮の砂糖煮』
もともとは、オレンジの皮を使うレシピですが、
旬の国産の柑橘をオレンジの代わり使おうと、いろいろな種類を試されたそう。
結果、日向夏になったそうです。
すごくさっぱりした酸味と、香り。
オレンジとはひと味違う出来上がり。
これだと、日本茶のお茶うけにもあいそうです。
先日マイヤーレモンを使って、同じようなコンフィを作っていたのですが、
より本格的なレシピを知ることができて、うれしかったです。
今回もとっても良いお勉強をさせていただきました♪
さっそく復習しよう!
まずは、クレープからかな?
子供達に、マロンクリームは難しそうなので、
クレープシュゼットあたりに、挑戦してみようかしら。